地域包括ケア病棟とは
地域にお住いの皆さまが、病気やけがなどに見舞われた後も、ふたたび安心して住み慣れた街や土地での“自分らしい生活”を続けるための病棟です。
①急性期病院からの受け入れ
急性期治療を終えたが引き続き医療的な治療が必要な方や、在宅への生活にリハビリが必要な方を受け入れ、診療・看護・リハビリ等を提供しながら在宅復帰を目指します。
②在宅・施設からの緊急時の受け入れ
急な発熱や体動困難、食思低下など救急病院へ行くほど緊急性の高くない場合の方や、ご家族のレスパイトケア目的の方を受け入れ、必要な治療や検査、リハビリを行い再び在宅・施設への復帰を目指します。
①②両方に対し「患者様が再び住み慣れた地域で生活するためのサポートする」病棟です。
地域包括ケア病棟対象の方
- 急性期病院での治療を終えたが在宅での生活にまだ不安な方、もう少し経過観察が必要な方、在宅復帰に向けてリハビリを行いたい方
- 在宅復帰に向けて居住環境の整備、介護サービスの導入など準備が必要な方
- レスパイト目的での入院(介護者の休養のための一時的な入院)を希望している方
地域包括ケア病棟でできること
ご自宅、施設への復帰を目的としたリハビリテーションを実施しています。状態に合わせて、個別リハビリ、集団リハビリを実施しています。
集団リハビリとは
地域包括病棟入院患者さま(リハビリ指示あり)全てに個別リハビリを提供し、一部の患者さまに15時から集団リハビリを実施しております。
- オムツ交換など、在宅介護をするにあたってご家族・介護者へ必要な技術指導をいたします。
- 患者さま、ご家族の希望に合わせてトイレや入浴、食事介助など適切な介助を行い患者さまの自立度を生かした生活リハビリを行います。
- 看護師、理学療法士、作業療法士、医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)等が退院支援や退院後のケアについてサポートいたします。
入院にあたってのお願い
- 入院期間は 最長60日になります。
- 退院先についてお困りの場合、当院、地域医療連携室へご相談ください。
- お問い合わせは地域医療連携室まで
- 092-922-4041
レスパイト入院についてのご案内
レスパイト入院とは
レスパイトとは“一時休止” “休息”という意味です。 患者さんの介護をされている方が体調不良や入院され、在宅介護が困難となる場合の一時的な入院受け入れを行っています。
- 褥瘡や痰の吸引などの医学的な処置が必要で、介護施設の受け入れが難しい方の受け入れにも対応しています。
- レスパイト入院の場合、 入院期限の目安は2~3週間となります。
- 個別の事情などを含めまして、どうぞお気軽に地域医療連携室までご相談ください。
- お問い合わせは地域医療連携室まで
- 092-922-4041
- お問い合わせは別府病院受付まで
- 092-918-5055
【休診日】日・祝及び12/30~1/3
疾病や治療法についてのお問い合わせは、お電話ではお答えできかねますので
ご来院の上、担当医に直接お問い合わせください。